亜寒帯植物の成育する高層湿原としての貴重価値があり、昭和3年に国の天然記念物に指定されました。
湖成層の上に泥炭層が最大3.4メートル堆積する湿原は、約2万年の歳月をかけて形成されたもので、面積約68ヘクタールが指定されています。
200種以上自生する植物のうち、ホロムイイチゴをはじめ38種が北方系で、体長1センチ程度のハッチョウトンボなどの昆虫も生息し、学術的にも貴重な湿原です。
昭和天皇は昭和36年9月に当所を研究調査され、翌年の新年御歌会に
「雨はれし 水苔原に 枯れ残る ほろむいいちご 見たるよろこび」
とお詠みになられ、付近の高台に歌碑が建っています。
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田舎には各地それぞれに地元料理がある様に湊町でも、数々の名物料理があります。